リーチ

門前でテンパイしていれば捨て牌をするときに(元気よく)「リーチ!!」と宣言して 捨て牌を横向きにし、供託料として1000点出すと、これだけで一飜になる。

注意!!


門前清(ツモ)

門前でテンパイしているときにツモ上がりすると、「ツモ」という役(一飜)がつきます。

注意!!


平和(ピンフ)

アガリ牌


アタマと順子が4組で成立します。つくりやすくて、他の役との複合もしやすいので 初心者の方はまず最初に覚えた方がいいでしょう。

注意!!


タンヤオ

アガリ牌


数牌の二〜八だけで構成される役です。鳴いても成立するルール(食いタン有り)と 門前でないと成立しないルール(食いタンなし)があります。 ピンフと並んで簡単でアガりやすい役なので、初心者向けと言えるでしょう。


一盃口(イーペイコー)

アガリ牌


同種で同数字の並びの順子を2組そろえた役です。 鳴けないし、結構つくりにくい割には一飜しかないので、 あまり無理にはねらわない方がいいでしょう。

注意!!

この手牌では の両面待ちですが、で アガったときは一盃口が成立しません。



飜牌(役牌)

アガリ牌


飜牌(役牌)を刻子または槓子にするだけで一飜になります。 飜牌(役牌)の対子があればそれをポンするだけで役ができ、 後は何回鳴いてもOKなので、早アガリしたいときにはかなりありがたい。 混一色(ホンイツ)やチャンタなどと組み合わせると効果的です。

注意!!


一発

リーチした次の自分のツモまでにアガれば、一発という役(一飜)が付きます。 もちろんリーチしていないと成立しません。リーチした次巡でツモアガリすれば 「リーチ+ツモ+一発」で三飜にもなります。




嶺上開花(リンシャンカイホー)

カンしたときにツモった嶺上牌(リンシャンハイ)でアガると リンシャンカイホーという役(一飜)が付きます。

注意!!
人の捨て牌をもらってカンし、リンシャンカイホーした場合は その牌を捨てた人のフリコミとみなします。




海底(ハイテー)

海底牌(ハイテーパイ)でツモアガリするか、ハイテーパイをツモった人の捨て牌で ロンアガリすると、ハイテーという役(一飜)が付きます。

注意!!
確率が低く、運任せの役なのでこの役に期待してテンパイしようとするのはダーメ!




槍槓(チャンカン)

誰かが追加のカン(すでにポンしている牌に自分のツモ牌を加えてカンする)をしたときに それが自分のアガリ牌ならばロンアガリすることができ、しかも チャンカンという役(一飜)まで付いてくる。

注意!!


オープンリーチ

手牌をさらしてリーチをかけると二飜になります。また、フリコミは役満扱いになります。 ツモる確率が高いときや他の人がすでにリーチしているときに一発逆転をねらうと効果的でしょう。




ダブルリーチ(ダブリー)

第1捨て牌でリーチをかけると二飜になります。ただし、その前に誰かが鳴いている場合は 普通のリーチと同じ扱いで一飜です。

注意!!
数巡待てば役が高くなりそうなときはダブルリーチをかけない方が得策でしょう。




連風牌

アガリ牌


東場における東家にとっては「ダブ東(ダブトン)」と呼ばれ、 3枚以上そろえる(刻子または槓子にする)と二飜になります。南場における南家にとっての も「ダブ南」と呼ばれ「ダブ東」と同じ扱いを受けます。 もちろん、普通の飜牌と同じく、鳴いてもOK(二飜のまま)です。




七対子(チートイツ)

アガリ牌


7種類の牌による7組の対子で構成されます。手を進めていく上で 対子が4組以上できたときはこの役をねらってみると良いだろう。 特殊なテンパイ形であり、それ故にいくつかのメリットがある。 テンパイを維持しながらでも危険牌から逃げやすいし、 アガリ牌が読まれにくく、アガリ牌をよりアガりやすそうな牌に変えるのが容易なので 守備力・攻撃力ともに優れていると言える。しかし、あくまでも単騎待ちしかあり得ないので 確率的にはアガりにくいと言わざるをえない。そのときの状況に応じて チートイツをねらうかどうかの上手い判断が要求される。

注意!!
7種類の牌を使わなければ成立しない。


たとえば、このアガリ形はチートイツとは認められず、チョンボである。 なぜなら、確かに7組の対子ができているが、よく見ると が4枚あり、6種類の牌しか使われていないからだ。


対々和(トイトイ)

アガリ牌


4組の刻子(槓子でもOK)で構成される役。何回ポンしてもかまわないが、 利用度の低い(捨てられやすい)牌を待った方が良い。 すなわち、数牌の端牌や飜牌以外の字牌などである。

注意!!


三暗刻(サンアンコ)

アガリ牌


配牌とツモだけでつくった刻子(暗槓もOK)3組で構成される。この3つの刻子以外は 鳴いてもかまわない。配牌とツモだけでつくった刻子のことを暗刻という。

注意!!


暗刻に対して、ポンかロンによってつくられる刻子を明刻(ミンコー)と言う。 この手牌のアガリ牌は であり、ツモアガリすればもちろん三暗刻である。 しかし、ロンアガリの場合は3組目の刻子が明刻になるので 三暗刻は成立しない。




三槓子(サンカンツ)

アガリ牌


槓子(暗槓でも明槓でもかまわない)3組で構成される。 この3組の槓子以外はどのような組み合わせでもよい。




三色同刻(三色同ポン)

アガリ牌


3種類(万子、索子、筒子)で同じ数字の牌を刻子(槓子でもよい)でそろえる役。 鳴いても二飜のままなので、いくら鳴いてもかまわない。(っていうか、鳴かずにつくるのは難しすぎるだろう)

注意!!


三連刻(サンレンコー)

アガリ牌


同じ種類で連続した3つの数牌を刻子(槓子でもよい)にした役。 鳴いても食い下がりにならない。鳴かずにつくるのは難しいだろう。

注意!!


三色同順(サンシキ)

アガリ牌


3種類で同じ並び方の順子を1組づつそろえた役。比較的ねらいやすく、門前なら二飜もあり 他の役とも複合させやすいので、初心者の方は早めにこの役を覚えておくといいだろう。




一色三順

アガリ牌


同種で同じ並びの順子(ジュンツ)を3組そろえた役。

注意!!

上の手牌では の順子3組と考えるか の刻子(コーツ)3組と考えるかによって役が変わってくる。 前者ではピンフ+一色三順で三飜であり、後者では三暗刻(サンアンコ)+三連刻(サンレンコー)で四飜であるし、 もしもう1組が刻子なら対々和(トイトイ)もついて六飜にもなる。 よって、下のような手牌である場合をのぞいては、一色三順よりも三連刻とした方が得策である。 (下のような手牌では三連刻にならないことは明白である。)






一気通貫(イッツー)

アガリ牌


同じ種類の牌で「一・二・三」「四・五・六」「七・八・九」の3組の順子をそろえた役。 この3組以外はどんな組み合わせでもかまわない。




チャンタ

アガリ牌


「一・二・三」か「七・八・九」の順子、「一・九」牌か字牌によるアタマと刻子(槓子)で構成される。 つまりどの組み合わせにも一・九・字牌が含まれている役。




小三元

アガリ牌


三元牌 のうちで2種類を刻子(または槓子)にして、 もう1種をアタマにした役。他の組み合わせはなんでもよく、 鳴いても食い下がりなしである。また、この役自身は二飜だが、 飜牌の刻子が2組できているので、実質上は四飜である。




混老頭(ホンロートー)

アガリ牌


「一・九」の数牌と字牌だけで構成される役で、食い下がりはない。この役自身は二飜だが、 必ずトイトイかチートイの形になるので実質上は四飜あります。

注意!!

この手牌のように七対子(チートイツ)形でもアガれる。しかし、一・九・字牌は捨てられやすく ポンしやすいので、鳴くことができない七対子形より対々和(トイトイ)の形の方がアガりやすい。




三風子(サンフォンツ)

アガリ牌


風牌(フォンパイ) のうち3種を刻子(槓子)にした役。 鳴いてもかまわないし、もう1つの組み合わせは何でもよい。