東京⇔大阪間の移動手段比較

ここでは私が東京・大阪間の移動に利用したことのある移動手段を比較します。
当然ながら安さと快適さは反比例の関係にあります。

(注)最新情報は各社のサイトで確認してください。

最終更新日:2004年7月25日
移動手段区分提供会社片道料金所要時間
新幹線のぞみ 新幹線 JR \14,750 2時間30分
ぷらっとこだま 新幹線 JR東海ツアーズ \10,000/\11,500(繁忙期) 4時間
ドリーム大阪号 夜行バス JR \8,610/\7,595(往復割引) 8時間30分
東海道昼特急大阪号 昼行バス JR \6,000/\5,000(往復割引) 8時間
ムーンライトながら 夜行列車 JR \3,260〜\9,020 9時間30分/8時間20分/7時間40分
青春18切符 電車 JR \2,300 9時間
シティライナー 夜行バス トラベルメディア \4,300/\4,800 8時間

新幹線のぞみ

(片道料金:\14,750/所要時間:2時間30分)

早くて快適です。でも、往復で3万近くかかってしまいます。

金券ショップでビジネス切符を買えば若干(1000円くらい)安いですが、お盆や年末年始などは使えません。

↓インターネット予約はこちら
http://www.tabi.eki-net.com/(えきねっと)←JR東日本
http://e5489.jr-odekake.net/index.html(JRおでかけネット)←JR西日本

ぷらっとこだま

(片道料金:\10,000[通常期],\11,500[繁忙期]/所要時間:4時間)

JR東海ツアーズが提供している旅行プランです。 新幹線こだまを安く利用できます。 東京・新大阪間のこだま料金は通常期13,750円、繁忙期13,950円ですが、 ぷらっとこだまなら通常期10,000円、繁忙期11,500円です。 ドリンク券付きで、キヨスクや車内でソフトドリンクor350cc缶ビールと引き換えできます。

ただし、ぷらっとこだまは切符ではなく旅行プランですので、普通の切符と比べてデメリットがあります。 まず、乗車できるのは申し込んだ列車の指定席だけです。 乗り遅れても別の列車の自由席に乗ることはできません。 その場合、新たに切符を買う必要があり、当日のキャンセル料は100%なので料金も戻ってきません。 また、乗車区間もあらかじめ申し込んだ区間限定ですので、 途中下車、途中乗車した場合は出発地からの乗車券・特急券が別途必要になります。 例えば、東京から新大阪までで申し込んだのに京都で降りてしまうと東京から京都までの料金が発生します。

リスクは伴いますが、のぞみに比べると往復で1万円近くお得です。 申し込みはインターネット、電話、店舗で受け付けています。また、受け取りには郵送も選べます。

↓詳細はこちら
http://www.jrtours.co.jp/

ドリーム大阪号

(片道料金:\8,610[片道],\7,595[往復割引]/所要時間:8時間30分)

東京・大阪間を結ぶJRの夜行バスです。 車両タイプはいろいろあるそうですが、私が乗ったことがあるのは3列シートの2階建てバスです。 トイレはどの車両タイプでもついています。 時間はけっこうかかりますが、寝てる間に移動するので時間が無駄になりません。 もちろん、途中何回か休憩があります。 料金は往復だと安くなり、復路は往路利用日から6日間有効です。 昼行バスや新幹線ひかりとの組み合わせの往復割引もあります。

全席指定で1ヶ月と1日前からみどりの窓口や取り扱い旅行会社で購入できます。 繁忙期は早めに買わないとすぐに満席になります。 購入するときには座りたい場所を言わないと適当に決められてしまいます。 みどりの窓口では(他は知りません)いちいち聞いてこないです。

車両タイプが1つではないので一概には言えませんが、お勧めは1階の1人席の最前列か最後列です。 2階は天井が低い、座席が多いなどの理由で落ち着きません(性格によりますが)。 1階は2人+2人か1人+2人のタイプがあり複数人で乗るなら2人席がいいかもしれませんが、1人なら1人席がいいでしょう。 最前列は前が広いし、最後列は座席を好きなだけ倒せます(フラットにはなりませんが)。

↓詳細はこちら
http://www.jrbuskanto.co.jp/(JRバス関東)
http://www.nishinihonjrbus.co.jp/(西日本JRバス)

東海道昼特急大阪号

(片道料金:\6,000[片道],\5,000[往復割引]/所要時間:8時間)

東京・大阪を結ぶJRの昼行バスです。夜行のドリーム大阪号と比べて安いですが、 こちらは昼間に移動するので、時間を無駄にしたくないなら夜行がいいでしょう。 詳しい説明は昼間に移動すること以外はドリーム大阪号と同じなのでそちらの説明を見てください。

↓詳細はこちら
http://www.jrbuskanto.co.jp/(JRバス関東)
http://www.nishinihonjrbus.co.jp/(西日本JRバス)

ムーンライトながら

(片道料金:\3,260〜\9,020/所要時間:9時間30分/8時間20分/7時間40分)

東京・大垣間で運行しているJRの夜行快速列車です。特急ではなく快速列車であるところがポイントです。 快速列車なので青春18切符(詳細は青春18切符の欄を見てください)が使えます。 この列車は大阪まで行きませんので、大垣〜大阪間は普通の列車に乗ります。

乗り継ぎや所要時間、料金について表にまとめます。時刻は平日と土日休で若干違います(ながらは同じです)。 ムーンライトながら91号・92号は多客期に増発される列車です。

下り(東京→大阪)
 東京品川横浜小田原大垣米原大阪所要時間片道料金
普通小田原行23:4023:480:061:01--- 
東京〜横浜\450
青春18切符\2,300
指定席\510
---------
合計
------
\3,260
または
東京〜大阪\8,510
指定席\510
---------
合計
------
\9,020
ムーンライトながら23:4323:530:111:066:53--9時間30分
普通網干行----6:597:349:35
新快速姫路行-----7:519:10
ムーンライトながら91号-23:550:14?5:55--8時間20分
普通網干行----6:006:358:35
新快速姫路行-----6:387:59

上り(大阪→東京)
 大阪米原大垣刈谷大府熱海東京所要時間総費用
新快速長浜行21:0022:21-----7時間40分
青春18切符\2,300
青春18切符\2,300
指定席\510
---------
合計
------
\5,110
または
大阪〜東京\8,510
指定席\510
---------
合計
------
\9,020
普通大垣行-22:2923:01----
ムーンライトながら--23:19?0:083:144:42
新快速米原行20:3021:50-----8時間20分
普通豊橋行-21:5422:24----
ムーンライトながら92号--23:000:02??4:47

東京・大阪間の通常料金は8,510円です。また、指定席料は510円ですが、閑散期には310円になります。 青春18切符は\2,300で1日乗り放題ですが、日付が変わって最初に停まる駅まで有効なので、 下りは横浜から使用し、上りは大府までと大府から(92号は刈谷)で2回使用するのが安いです。

指定席券は始発駅を出る日の1ヶ月前10:00からみどりの窓口や取扱旅行会社などで発売されます。 発売前の事前予約を受け付けてくれるところもあります。また、インターネットでも予約可能です。 上り・下りともに通常は1日1本しかなく、休前日や長期休暇シーズンなんかには指定席がすぐに埋まります。 下りの1〜3号車は名古屋まで指定席ですが、4〜9号車は小田原から自由席(ただし、7〜9号車は名古屋で切り離し)なので、 指定席が取れなくても小田原まで普通列車で行けば乗れます(座れるかどうかはわかりませんが)。 上りは4〜9号車が熱海から自由席になります。 91号・92号は全席全区間指定席です。

車両は特急用車両なので快適です。喫煙車両と禁煙車両に別れていて、 座席は全てリクライニングシートでテーブルもついています。 4人で向かい合うタイプの席(セミコンパートメント席)もあります。 デッキには電話・トイレ・洗面所が付いています。 91号・92号も特急用車両ですが車両タイプが違いますので、設備も違うかもしれません。

↓参考ページ
http://hit.vis.ne.jp/nagara/(ムーンライトながらガイド)

↓インターネット予約はこちら
http://www.tabi.eki-net.com/(えきねっと)←JR東日本
http://e5489.jr-odekake.net/index.html(JRおでかけネット)←JR西日本

青春18切符

(片道料金:\2,300/所要時間:9時間)

JRの1日乗り放題切符です。 もし、車中で日付が変わった場合は日付が変わってから最初に停まる駅まで有効となります。 特急や新幹線などには乗れません。別途特急券を買っても無理です。 この切符の名称で勘違いする人が多いですが、年齢制限はありません。18歳以上の人でも使えます。 シーズンごとに使用可能な期間が決まっていて(下表参照)、例えば、春に買ったものを夏に使うことはできません。 各シーズンごとにみどりの窓口や取扱旅行会社で\11,500(5回分)で売っています。 1枚で5回使用できますが(使用済み印を押す欄が5つあります)、 1人で5日間(連続じゃなくてもいい)使ってもいいですし、5人で1日使ってもいいです。 5回分もいらない場合はいる分だけ使って金券ショップに売るか、 使いかけのものを金券ショップで買いましょう。

シーズンごとの利用可能期間
 発売期間利用可能期間
2/20〜3/313/1〜4/10
7/1〜8/317/20〜9/10
12/1〜1/1012/10〜1/20

この切符で東京・大阪間を移動する場合、もちろん何回か乗り換えなければならないので、 ずっと寝てるわけにもいかずかなり疲れます。 時刻表で乗り継ぎが良い時間を調べておくと少しは楽になります。 乗り降り自由なので途中でどこかに立ち寄ってのんびり休憩するのもありです。

↓参考ページ
http://www.swa.gr.jp/rail/toka_loc.html(東京・大阪間の移動を普通列車で)
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4067/(青春18きっぷのページ)

シティライナー

(片道料金:\4,300/\4800/所要時間:8時間)

激安夜行バスです。 値段、所要時間など同じぐらいの夜行バスは多数ありますが、 このバスは他と比べて出発が遅いです。 横浜を23:30(東京は22:30)に出発し、 梅田に6:30に到着します。 私はできるだけ遅めに出発したいので横浜から利用しました。

チケットは金券ショップかインターネットで購入します。 休前日や長期休暇シーズンは500円高くなります。 車両は普通の観光バス(2列+2列)でトイレも付いていません。とても快適とは言えませんが、安いので仕方ないでしょう。 ただ、乗務員の態度が非常に悪いのでもう2度と利用することは無いでしょう。

↓詳細はこちら
http://www.otokubus.com/